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2007.12.31 (Mon)

2007年12月まとめ

評価基準
感動度順

評価 書名 著者

 8 空の境界 中              奈須きのこ
 8 空の境界 上              奈須きのこ
 7 地を駆ける虹Ⅱ             七位連一
 7 紅                     片山憲太郎
 7 声で魅せてよベイビー         木本雅彦
 6 地を駈ける虹              七位連一
 6 ドラグネット・ミラージュ        賀東招ニ
 5 リグザリオ洗礼              雨木シュウスケ
 5 アリソン                  時雨沢恵一
 5 さよならピアノソナタ           杉井光
 4 ダークエルフの口づけ         川人忠明
 4 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 入間人間
 3 人類は衰退しました           田中ロミオ

読んだ本13冊。
だいたい2日に一冊のペースで読み進めた。
奈須きのこのノベルのすごさは自分の中では異常。
彼の作品に出会えて良かった。

今月のベスト5
1 空の境界 中
2 空の境界 上
3 地を駆ける虹Ⅱ
4 
5 声で魅せてよベイビー

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 |  月間まとめ  |  TB(0)  |  CM(0)

2007.12.31 (Mon)

「声で魅せてよベイビー」 木本雅彦 評価 7

声で魅せてよベイビー (ファミ通文庫)


あらすじ

孤高のハッカーを名乗る高校生・広野は、尊敬するおっちゃんの
OSマニュアルを入手するために、同人誌即売会に乗り込んだ。
場内の熱気に圧倒されつつも何とか目的を果たした広野。
だが、彼の前に自称腐女子の声優志望少女・沙奈歌が現われ、
しかも成り行きで彼女の恋のエチュードの相手をすることになる。

感想

ストーリの流れや締め方はなかなかのもの。
かなりの良作だと思う。
同人誌即売会に一度行って見たい気分になった。
ちなみに著者はバリバリのソフトウェアの技術屋であるらしい。
内容からもそれが読み取れる描画があった。
 |  ライトノベル  |  TB(0)  |  CM(0)

2007.12.31 (Mon)

「ダークエルフの口づけ」 川人忠明 評価 4

ダークエルフの口づけ―ソード・ワールド・ノベル (富士見ファンタジア文庫)


あらすじ

少年アマデオは、ダークエルフの一味に村を襲われ、親類友人を惨殺されてしまう。
そして少年自身も追い詰められ、死を覚悟する。そのとき現れ、
彼を救ったのは、美しいエルフの女性だった。
数年後、青年に成長したアマデオは、ベラの下で警備兵となっていた。
ベラの役職は国の最重要施設の保安主任。
だが彼女の正体は、ダークエルフの里から送り込まれた密偵だった。

感想

無難なノベル。
2巻からが面白いそうなのでそれを読んでみることにする。
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2007.12.30 (Sun)

「ドラグネット・ミラージュ」 賀東招ニ 評価 6

ドラグネット・ミラージュ (竹書房ゼータ文庫)


あらすじ

超空間ゲート「ミラージュ・ゲート」によって、
幻想世界レト・セマーニと繋がった都市、サンテレサ市。
そこでは新たな文明、新たな文化と共に持ち込まれた新たな犯罪と戦う刑事たちがいた。
同僚を殺されるきっかけになった「妖精」を追う敏腕刑事ケイ・マトバは、
同じく妖精を追ってやってきた異世界の騎士との合同捜査を命じられるが、
やって来たのはうら若い少女騎士。
最初のうちは習慣の違いから対立する二人の捜査官であったが、
共に過ごし少しずつであるが心を通わせながら真相を追い詰めてゆく。

感想

読みやすい本。
挿絵のイラストが作品にあってない。
普通の刑事ものの作品なら最適なイラストだとしても、
あれじゃ絵が渋すぎてヒロインのかわいさが崩壊している。
最後の方は一気に読んでしまった。
なかなか楽しめた。


しかしマトバは違った。
だれかに借りを作ることもあるだろう。失敗も避けられない。
だがそれでも、己の魂を救えるのは自分自身だけだと思う。
突き刺すような痛みは増えていく一方だが、何かにすがって救いを求めたとたん、
自分はもう二度と自分の足で立ち上がれなくなるだろう。
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2007.12.29 (Sat)

「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」 入間人間 評価 4

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸 (電撃文庫 い 9-1)


あらすじ

みーくんとまーちゃんは幼馴染。
一緒に幼児期に誘拐され監禁された過去がある。
二人が高校生になったとある日、彼らは再会した。
ところがまーちゃんの部屋に行くことになったみーくんは
2人子供が監禁されているのを発見する。


感想

文章がわかりづらかった。
なので後半はストーリーが良く理解できなかった。


あいつが感じている幸せの背景は不幸色。
けれどどんなに周囲が不幸でも、ピントを幸せだけに合わせれば幸福。
どれだけ幸福に満たされているように見えても、それを彩る背景は不幸一色。



ウチの病院には鏡の中で自分と一日中お話する人や、
予知能力を持ってるって吹聴する妄想症の人もいるけどさ、
アタシと比べてどっちが幸福なんて分かりはしないよ。
アタシは具体性のある幸せなんて知らないけど、
あの人達は知っているかもし、体感しているのかも知れない。


一度大きな傷を負った人間は一生その傷を引きずっていくと思う。
治癒なんて幻想じゃないか、どうその傷と共存してゆくかじゃないのかと思う。
それが周囲の人達から見て、どれだけ奇異で異色なものであっても、
当の本人からすればそのような振る舞いはごく自然で、
本人にとっては幸せであるのかもしれない。
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2007.12.27 (Thu)

「人類は衰退しました」 田中ロミオ 評価 3

人類は衰退しました (ガガガ文庫 た 1-1)


あとがきで著者曰く、
児童文学っぽいタッチで描かれる、
張り巡らされた伏線とか緻密な構成とか魅力溢れる登場人物とか
冴え渡る推理とか一切必要のない、
実にリラックスしたノベルになる予定だったもの。

なので正直正反対の「空の境界」を読んだ直後にその内容はきつかった。
面白くなかった。
僕にはこういう小説は向いてないと感じた。
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2007.12.27 (Thu)

「空の境界 中」 奈須きのこ 評価 8

空の境界 中 (2) (講談社文庫 な 71-2)


感想

500ページの大ボリューム。
やっぱこの人の書く小説はすごいわ。
作者の深い思索と絶望や悲しみの経験が伝わってくる。


私は生きる意志もないくせに、死のうとする意志さえない。
無感動な私は、どんな行動にも魅力を感じない。
誰かの意志を受け入れる肯定しかできない。
死ぬ事に魅力は感じないけれど抵抗する気もない。



そうさ。おまえは普通には生きられない。
悩むのもそこまでにしておけよ、両儀式。いいかげん目を醒ませ。
おまえはもともと私側の人間だろう?なら 人並みに生きようなんてユメなどみるな。



でもそれもここまで。いつまでも、こんな寄り道はしていられない。
俺はようやく、スタートラインに戻ってきた。

風は止んだし、合図も鳴った。
さあ そろそろ本気で走りはじめなくちゃ。



だがらな荒耶。おまえは人間を憎んでいるんじゃない。
おまえは、おまえの中の人間の理想像を愛しているだけなんだ。
だからあまりに醜い苦界の人間が許せない。人を救う? は、笑わせるな。
おまえは人を救いたいんじゃない。おまえは、荒耶宗蓮というものが幻想している、
人という形を救いたいだけなんだよ。


自分の経験にも心当たりがあることが…
そんなときこの小説読んでいて良かったなと思う。


空の境界 上
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2007.12.26 (Wed)

「地を駆ける虹Ⅱ」 七位連一 評価 7

地を駆ける虹2 (MF文庫 J な 3-2)


あらすじ

英雄に憧れたはずのネイブ。
失意の底に落ちたネイブは、国境近くの危険地帯ライオドーンの地に立った。
ネイブはこの地で、彼の師匠であるフレアが率いる薔薇輝石戦士団に入団を希望するが、
同じく入団希望者としてやってきた大男のスヴァルトと衝突する。
彼もまた、戦いの中で”何か”を掴もうとする者だった。

感想

Ⅰはとにかくヘタレなネイブだったけれど、Ⅱでは成長してゆくネイブが描かれている。
見所は弱く無力な自分を意識しつつも、触れ合う人々に影響されながら、
それを克服しようとしているところ。
なかなか良かった。

地を駆ける虹(Ⅰ)
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2007.12.25 (Tue)

「紅」 片山憲太郎 評価 7

紅 (集英社スーパーダッシュ文庫)


あらすじ

揉め事処理屋を営む高校生・紅真九郎のもとに、
とある少女を守るという依頼が舞い込んできた。
少女の名は、九鳳院紫。世界屈指の大財閥の御令嬢。
詳しい事情を聞かされぬまま、真九郎は紫との共同生活を開始。
彼女のわがままに振り回されながらも、やがて二人の距離を縮めていく。
そんな折、2人にとって最悪の使者が訪れる。
宿命の楽園、紫の願い。
すべてを知った真九郎の行動は…

感想

主人公のまわりには何人かの女の子が出てくるんだが、
主人公を巡っての彼女たちのやり取りが特に面白かった。
アニメ化するらしいけど、これは相当面白いものになると思う。

一種のハーレム的な展開。
僕はそんな展開は毛嫌いするんだけど、この話はなぜか受け付けた。
そういう展開に対して免疫ができてきたのかもしれない。
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2007.12.24 (Mon)

「空の境界 上」 奈須きのこ 評価 8

空の境界 上 (1) (講談社文庫 な 71-1)


あらすじ

まだ中と下巻のすべて話を読み終わってないのと、
あらすじ自体をうまく書けそうにないので省略。
(時系列が意図的にバラバラの内容となっている)

感想

伝奇ものにまともに触れるのは初めてなんだけど、正直これはすごい。
何がすごいかっていうと、もちろん独特の文体が魅力的とかはあるけど、
各キャラクターが持ってる哲学みたいなものがとても良い味を出していること。


いくら正しくても立派でも、死を選ぶのは愚かなんだ。
僕らは、たぶん、どんなに無様でも間違っていても、
その過ちを正す為に生き抜かないといけない。
生き抜いて、自分の行ないの結末を受け入れなくてはいけない。



「いいかい。人格というのは医学的に、
”個人が外部からの刺激に反応し、それに対応する現象”と表現される。
人の精神……優しさや憎しみは、人間の内側からだけじゃどうしても発生しないんだ。
心は外部からの刺激がなければ働いてくれない。
そのために痛みがある。
痛まないということは冷めている、ということなんだ。
先天的な無痛症患者は人格に乏しい。
いや、作るのが難しい。
成長過程で人格の形成がうまくいかなかった者は、長く無感動な自身と向き合うことになる。・・・」



境界は不確かだ。定めるのは自分だというのに、決めるのは外側になっている。
なら初めから境界などない。世界はすべて、空っぽの境界でしきられている。
異常と正常を隔てる壁なんて社会にはない。
隔たりを作るのはあくまで私達だ。



人間は痛みがあるから危険が判る。火に触れて手を引っ込めるのは手が燃えるからか?
違うだろう。手が熱い、つまり痛いからだ。
そうでなければ、我々は手が燃えつきるまで火という物の危険性が判らない。
傷は痛むのが正しいんだ。それがない者は人の痛みが分からない。



……罰っていうのは、その人が勝手に背負うものなんだと思うんだ。
その人が犯した罪に応じて、その人の価値観が自らに負わせる重荷。それが罰だ。
良識があればあるほど自身にかける罰は重くなる。
常識の中に生きれば生きるほど、その罰は重くなる。
浅上藤乃の罰はね、彼女が幸福に生きれば生きるほど重くて辛いものになる。


共感できるものがあったり、なるほどと思うものがあったり。
ストーリー展開も面白い。
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2007.12.21 (Fri)

「地を駈ける虹」 七位連一 評価 6

地を駆ける虹 (MF文庫 J な 3-1)


あらすじ

友人たちと懸賞首狩りのチームを組んだネイブはメンバーの中でただ一人召還魔法を使うことができず、いつも仲間の足を引っ張っていた。
しかし、早くに両親を失くしたネイブは、たった一人の肉親である妹のために、
自分がチームの優秀なリーダーとして活躍しているのだと、嘘をつき続けていた。
そんな、とても危うく、ささやかな幸福の日々に、亀裂を生む「事件」が起こる。

良かったところ

・比喩がうまく、表現が的確。文章力がある。

悪かったところ

・悪いと言うほどのものではないけど、強いて言えば、
 ストーリー的に光るものがなかった気がする。
 余りある文章力で凡庸なストーリーが面白く感じられた印象。

感想

文章力のすごさは特筆。
とにかく比喩がすばらしいし、情景がありありとイメージできた。
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2007.12.20 (Thu)

「アリソン」 時雨沢恵一 評価 5

アリソン (電撃文庫)


あらすじ

巨大な大陸が一つだけある世界。
その大陸は二つの連邦に分けられていて長い間、戦争を繰り返していた。
その東側の連邦に暮らす、学生の男の子と軍人の女の子は、二人とも17歳。
ある日二人は一緒に街外れまで行き、そこでホラ吹きで有名な老人と出会う。
その老人は二人に戦争を終わらせることができる価値がある宝の話をする。
しかし、二人の目の前でその老人は誘拐されてしまう。
そして彼らは老人の追跡を開始するのだった。

良かったところ

・文章が平易でわかりやすい
・良いお話

悪かったところ

・文章が平易なため情景のディーテイルがイメージしにくい

感想

いかにもライトノベルという感じの本だった。
こういうのも悪くない。
 |  ライトノベル  |  TB(0)  |  CM(2)

2007.12.19 (Wed)

「さよならピアノソナタ」 杉井光 評価 5

さよならピアノソナタ (電撃文庫 す 9-6)


あらすじ

機械いじりが好きな僕は春のある日郊外のゴミ置き場で
廃品のピアノを演奏する少女に出会う。
それからしばらく後偶然にも彼女は僕が通う高校に転校してくる。
彼女は僕に「6月には消えるから」と言う。
僕と僕の幼馴染の女の子と学校の先輩の女子を巻き込みながら彼は彼女に接近してゆく。
しかし彼女には秘密があるのだった。


良かったと思うところ

・ストーリーが良くできてると思う

悪かったと思うところ

・文体や比喩が若干幼くわかりづらい部分があるように感じた
 (もちろん自分はそんな文章は書けないけれど)

・主人公がヒロインを好きになる過程の描写が足りない
 なぜ恋に落ちたのかがよくわからない
 不自然にお互いのことを好きなった印象を受ける
 |  ライトノベル  |  TB(0)  |  CM(0)

2007.12.17 (Mon)

「リグザリオ洗礼」 雨木シュウスケ 評価 5

リグザリオ洗礼―レジェンド・オブ・レギオス (Style‐F)


鋼殻のレギオスシリーズの前の時代の話。
全3編中の最初の話。
世界観やキャラクターを含めて、ファンタジー作る人の想像力はすげーなと改めて思った。
作品自体は特別感動できたところはなかった。
 |  ライトノベル  |  TB(0)  |  CM(0)

2007.12.01 (Sat)

評価基準

評価はどれだけ感動したか心が動いたかの基準でつけています。
感動度の10段階格付け。

10  一生に一度出会うか出会わないか。特上。

9   その作品に触れた時期に自分が求めている決定的な何かを見出したときに
    得られる感動を味わったときの評価。上の上。

8   このレベル以上だと自分の生き方に何かしらの影響を与えるのは必須。
    安心して他の人に薦めることのできるレベル。上の中。

7   良作。このレベルがあれば自分にとっては満足な感じ。上の下。

6   良いと感じる部分があるが、良いと呼ぶのにはやや足りない部分もある。中の上。

5   普通の作品。中の中。
    作品として発表するのであるのならばこれ以上のレベルは欲しいところ。

4   普通だけど何かが足りない。中の下。

3   作品の消化が途中で中断される恐れがある。下の下

2   作品の消化を中断する。下の中。

1   不快。嫌い。下の下。
 |  その他  |  TB(0)  |  CM(0)

2007.12.01 (Sat)

はじめに

主にライトノベルなどの書籍を読んだ感想ブログです。
タイトルは 「 本の題名 著者名 評価 」 にしています。
評価は10段階評価です。評価基準はこちら。
あらすじはネタバレをなくすため、本のカバーに書かれている内容の写しまで、
もしくはその内容以外のことを書かないようにしています。
管理人の価値観が偏っているのと、まともな文章力がないので、
めちゃくちゃな感想になってしまっていますが、あしからず…
 |  その他  |  TB(0)  |  CM(0)
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