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2007.12.27 (Thu)

「空の境界 中」 奈須きのこ 評価 8

空の境界 中 (2) (講談社文庫 な 71-2)


感想

500ページの大ボリューム。
やっぱこの人の書く小説はすごいわ。
作者の深い思索と絶望や悲しみの経験が伝わってくる。


私は生きる意志もないくせに、死のうとする意志さえない。
無感動な私は、どんな行動にも魅力を感じない。
誰かの意志を受け入れる肯定しかできない。
死ぬ事に魅力は感じないけれど抵抗する気もない。



そうさ。おまえは普通には生きられない。
悩むのもそこまでにしておけよ、両儀式。いいかげん目を醒ませ。
おまえはもともと私側の人間だろう?なら 人並みに生きようなんてユメなどみるな。



でもそれもここまで。いつまでも、こんな寄り道はしていられない。
俺はようやく、スタートラインに戻ってきた。

風は止んだし、合図も鳴った。
さあ そろそろ本気で走りはじめなくちゃ。



だがらな荒耶。おまえは人間を憎んでいるんじゃない。
おまえは、おまえの中の人間の理想像を愛しているだけなんだ。
だからあまりに醜い苦界の人間が許せない。人を救う? は、笑わせるな。
おまえは人を救いたいんじゃない。おまえは、荒耶宗蓮というものが幻想している、
人という形を救いたいだけなんだよ。


自分の経験にも心当たりがあることが…
そんなときこの小説読んでいて良かったなと思う。


空の境界 上
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