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2008.01.13 (Sun)

「空とタマ」 鈴木大輔 評価 7

空とタマ―Autumn Sky,Spring Fly (富士見ミステリー文庫)


・あらすじ

中学生のオレ、天野空は人生7回目の家出を決行する。
避難先に選んだのは、田んぼのそばにぽつんと立つ廃倉庫。
廃倉庫に着いたのはいいが、誰もいないはずのそこに先客がいた。
オレはヤツを「タマ」と呼ぶことにした。
オレとタマと廃倉庫。
オレたちの未来を大きく変える攻防戦は始まった。

・感想

一人称のオレが語る文章は流れるようなリズムカルなテンポで、非常に面白かった。
倉庫内で繰り広げられるオレとタマとの攻防戦も圧巻。
最初から中盤にかけてタマが深みのない典型的なツンデレキャラで、
面白みがないと感じられたが、最後まで読み進めると全くそんなことはなくなった。
語られるオレが家出していた理由、ラスト辺りの物語の締め方は見所。
軽い部分は軽く、重くする部分は重く、切り替えができていた物語。
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